【コラム】開口部 窓についてのあれやこれやその4
トップライト
屋根部分に設置する窓で、「天窓」と呼ばれる事もあります。採光の量は格段に多く、建築基準法でも通常の窓の3倍と計算して良い事になっているので、小さなものでも十分明るくする事ができます。たたし、日射量が多いという事は天気のよい日、夏の暑い日などものすごく暑くなる場合があります。また、作り方によっては結露を誘発する事があるので、設置場所や施工方法を十分検討する必要があります。
出窓
建物の壁面より外に突き出すように設置する窓です。採光部が増えるのと、窓台部分が広くなるので物を置きやすくなります。四角いものをベイウインドウ、弓型をボウウインドウといいます。三角型やコーナー出窓などもあります。ただしこれも外気にさらされる範囲が大きいので輻射による寒気の流れ込み(ヒートブリッジ)や結露の可能性が高くなる場合があります。