【コラム】構造について①
新年あけましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
というにはいささか遅まきではありますが、新シリーズという事もありあらためてご挨拶差し上げた次第でございます。
さて
令和4年西暦にして2022年最初のテーマは「構造」です。のっけから硬い話題で恐縮ですが、私たちが手がける住宅あるいは建築そのものについてまわる事柄ゆえに避けては通ることができません。もちろんこのコラムを書いている私自身も理解が行き届いているわけでもありませんので、出来るだけ理解しやすく、取りつきよく書いていこうと思っておりますので何卒よろしくご愛顧のほどお願い申し上げます。
まずは「構造」とは何を意味するのでしょうか
いつも通り辞書を調べてみると
1 一つのものを作り上げている部分部分の材料の組み合わせ方。また、そのようにして組み合わせてできたもの。仕組み。「家の―」「体の―」「文章の―」「―上の欠陥」
2 物事を成り立たせている各要素の機能的な関連。また、そのようにして成り立っているものの全体。「汚職の―が明らかになる」「経済の二重―」「社会―」「精神―」
3 ある集合で、演算または二点の遠近関係の規定などの数学的性質が与えられるとき、この集合の要素間の関係。数学的構造
と記載されています。