【コラム】地盤調査について②
スウェーデン式サウンディング試験
では具体的にどのような試験を行って調査するのでしょうか。これも様々な方法があるのですが、「スウェーデン式サウンディング試験」と呼ばれる方法が一般的です。
調査の方法
簡単にいえばロッドと呼ばれる槍状の器具を地盤に突き刺し、その入り具合で数値を判断します。ロッドの先端はドリルのように加工されており、人の手や機械で回転させながら地盤に突き刺していきます。その時の感触や回転数、打撃回数などを測定し、その数値を用いてN値を求めるところから、「換算N値」という言葉を使う方もいます。
判定
ここで求められた数値が大きければ大きいほど地盤は硬いと判断されます。一般的に粘性土であれば3以下、砂質土であれば5以下であれば軟弱地盤という事とされています。