【コラム】屋根について その4
マンサード
2 種の勾配をもつ寄棟屋根です。17 世紀から 18 世紀にかけてヨーロッパで流行した形式です。日本でも明治時代の洋館などによくみられます。近年ではあまり見かけませんが、可愛らしいデザインです。
鋸屋根
長く連なる工場などで採用されることの多い形式です。屋根上で同じ方向に窓を取りやすいので、採光・採風を同じ条件としやすいといった利点があります。住宅ではあまり見かけませんが、特徴的な外観がステキな形式です。
まだまだ
たくさんありますが、ひとまず代表的なところをご紹介差し上げました。様々な条件による選択となるので、必ずしもこの中から、という事ではありません。ご自宅のプランニングの際には設計者といろいろ議論して最良のかたちをご選択ください。